武者小路実篤が病床の妻にあてて綴った愛のことば漱石と明治人のことば328 今年17年は明治の文豪・夏目漱石の生誕150 年。 漱石やその周辺、近代日本の出発点となる明治という時代を呼吸した人びとのことばを、一日一語、紹介していきます 帰省の電車で読んだ武者小路実篤の「友情」について。 泣きそう。 感動したとか悲しいからとかではない。 登場人物があまりにも等身大なのだ。 分かるよ、分かるよ、その気持ち。 だけど最後はそうなっちゃうんだよね。 薄々気づいてるんだけどね。武者小路実篤の文学小田切進(文芸評論家) 解説亀井勝一郎(評論家) 年譜 著者の言葉 しかし恋にもいろいろある。一概には云えない。この小説の主人公は杉子と結婚しなかった為に他の女と結婚したろう。そして子が生れたろう。
名言ひろし 才能で負けるのはまだ言い訳が立つ しかし誠実さや 勉強 熱心 精神力で負けるのは人間として恥のように思う 他では負けても せめて誠実さと 精神力では負けたくないと思う 武者小路実篤